ビジョン

リーダーシップを発揮するのに一番大事なもの、一つ目の要素、それは「ビジョン」をしっかり持っているということです。「ビジョン」はリーダーシップを発揮する上での大前提になります。


ドラッカーの言葉をみておきましょう。

「考えるべきは、ミッションは何かである。

ミッションの価値は正しい行動をもたらすことにある」

 

経営という現場においてリーダーシップという言葉は、今回最初でも定義させてもらいましたが、
「ある一定の目的に向けて、スタッフから最大限の力を引き出し、その実現に導く行為」と言うことができます。


よくリーダーシップについて考えたとき、その求心力の中心をリーダーその人、そのものとして捉えてしまいがちですが、実際に求心力を発揮するのは リーダーその人ではなく、リーダーが目指しているビジョンです。


スタッフが巻き込まれていくのは、リーダーの人柄ではなく、リーダーが掲げたビジョンの輝きです。その輝かしいビジョンの実現のために巻き込まれていくのです。

ビジョンがなければ多様な価値観を持つ、多くの人間を取りまとめることなど到底できません。


高校野球でも甲子園を目指しているチームと目指していないチームでは、そのチーム力、結束力はまったく異なってくるかと思います。
ビジョン、つまり行き先も明確にせず、人の先頭にたったところで 「行き先はどこか分からないけれど、とにかく前に進め」と言っているようなものです。

 
こんなリーダーシップでは、スタッフになんの影響力も発揮できませんし、ただ混乱させるだけです。リーダーはビジョンを掲げることができれば、あとは、そのビジョン実現のための交通整理役をすることです。