リーダーシップは全体最適

では、早速リーダーシップについてドラッカーの言葉をみてみましょう。

 

「(マネジメントの課題は)部分の総和よりも、大きな全体

すなわち投入した資源の総和よりも大きなものを生み出すことである。」

 

これは何が言いたいかといいますと、第一に考えるべきは「全体最適」だ、ということです。


部分最適の組織というのは、その現場では各人がきびきび働いているように見えますが、全体でみたときいい仕事ができていないことが多くあります。


たとえば、以前あるプロ野球の球団が4番打者ばかり揃えたことがありましたが、チームとしてうまく機能しなかったことがあります。
チームが機能するには、それぞれがそれぞれの役割、1番打者には1番打者。2番打者には2番打者、の役割を果たしてもらわないといけません。
全員がホームランを狙いだした時点でチームとしては機能しなくなってしまいます。


野球でいうなら必要なのは9人のベストプレイヤーではなくて、9人でベストとなるチームです。 

リーダーとしては、まず、組織全体のパフォーマンスに着目して「全体としてのベスト」という状態に配慮する必要があります。