目的と目標

ここまでモチベーションのメカニズム、リーダーシップの原理原則をお話させてもらいました。ここからは、それら原理原則を踏まえてどう具体的な方法論に落としていくか見ていきましょう。


ここでは、特に目的と目標の管理について見てまいります。
スタッフの意欲を高めていくには、働く目的と目標を管理することは欠かせません。組織の目的、自分の目的が一致して初めてスタッフはその組織で働くことに意義を感じるようになります。


「目的と目標」このふたつ少し混同しやすいので、先に私なりに定義しておきますと
「目的というのは何故、それを行うのかという存在意義の部分で終わりのないもの」
「目標というのはその目的に照らしてどの程度達成できたかを測る、ひとつの指標、達成可能なもの」
という風に定義しておきます。


この目的、目標が抜けた職場、つまり、「誰のため」「何のため」よりも、「どうするか」といった方法論ばかりが先行する職場では、スタッフのモチベーションがあがってくることは決してありません。


仕事が単なる換金手段なのか、或いは、それ以上のもの、仕事を通して何かを達成しようとしているのかではそのモチベーションは随分変わってきます。
目的や目標がないものは、それは仕事ではなく作業です。